花の都パリ、綺麗で可憐なイメージを浮かべる事が多いと思います。
そういった場所ももちろんありますが、やっぱり外国。
普段過ごしている日本とは安全面では異なります。
パリのメトロの中では荷物に気を付けて!
特に電車の中のスリ、メトロは旅行中は使用した方が
便利なのでオススメなのですが、盗難だけは気をつけて下さい。
メトロの中でスリ被害にあった時のこと
ちょうど初めてパリに行く前に、
友人がパリのメトロでスリ被害にあったのを聞いたのもあり、かなり注意深くしていました。
女友達三人で買い物を目的にパリに行ったのですが、洋服は日本と同じような綺麗な服でバッグはブランド物。
そして高価な時計をしていたとのこと
(これは格好から気を付けないとです。)
交通の便の良いメトロで移動していたのですが、
電車を降りる時に子供がぶつかってきて
一瞬よろけたのものの友達が先に降りたので慌てて降りたとのこと。
ただバッグのチャックが開いているのが気になり中を見ると、
お財布が、、、、ない!?
他の二人に聞いたら、
その二人もカバンの中に手を入れられ慌ててカバンを抱えて降りたと。
完全に狙われていた女子三人組。
あの時、そこまで混んでいなかった車内に
あれだけの近距離にいた子供達にちょっと違和感があったそう。
ただ小学生くらいの子だったし、そこまで気にしなかったと。
それからすぐに交番に行き被害届を作成。
※この時盗難証明書を現地で作成してもらい、日本の保険会社に提出します。
そのあとクレジットカードを止める為に、手続きをしたり
日本への連絡ばかりで結局この日はどこにも行けなかったと。
幸いパスポートは別で持っていたので、問題なく帰国。
その後は日本で保険会社へ手続きをすると、現金は補償外になり
お財布は対象になり保険金額がおりたとの話でした。
私は旅行中は気持ちが高揚するのもあり、
注意散漫になってしまうからスリには絶対に気をつけないと、
とかなり準備万端にしました。
初パリ、初ひとり旅とあって貴重品を
リストアップしてカバン以外で体のどこに隠すかを真剣に考えました。
持ち歩く現金(紙幣)は3つに分ける
- カバンの中のお財布には現金1、
- 肩からかけるファスナーケースに現金2とクレジットカードとパスポート(これは下着と服の間に挟みます。)
- 洋服の内ポケットに現金3。
メインで使うお財布現金1、
クレジットカードを使う時は、首からすっと出せるので便利でした。
基本的に洋服の内ポケットは帰り使う交通費など、
すぐに使わない現金を入れていました。
これだと万が一お財布が盗まれても大丈夫。
パスポートも盗まれると大変なので肌身離さず洋服の間のケースに。
洋服の内ポケットに現金3とパスポートは?
と思うのですが コートだったりすると、脱いだ時にうっかり忘れます。
ファスナーケースに現金、クレジットカード、パスポート、この3つ。
こんなにしなくても?と思うのですが
やっぱり盗難にあうと、お金だけの問題でなく
気持ちまで暗くなってしまうし旅行中気がかりなことも多くなります。
特に子供連れの時は、
初心に帰りこの装備で臨みました。
海外、そして子供に気を取られるとカバンだって
置きっ放しにしてしまいそうで、
自分のしてしまいそうな行動を考え準備万端に。
ここは海外、と、気を引き締めて旅をすると
楽しい思い出も作れます。
空港からパリ市内にRER(電車)で向かった時のこと
今まで一度だけパリひとり旅で電車を使いパリ市内まで行きました。
何度かパリに行っていたので、少し慣れていた頃に友人に「私は北駅に向かうから、空港からは電車だよ。そんな危ないこともないと思うけど」と言われ挑戦する事にしました。
シャルルドゴール空港からRER(電車)の駅まではしっかり表示もあり、その通りに進めはスーツケースでも楽々ホームまで行けました。
ただ、雰囲気は暗くなんだかバスやタクシー乗り場とちょっと違う。
少し不安になりつつ、女性の近くに座りました。
発車数分前に私の前の、席にスーツ姿のアジア男性二人が腰掛けました。
他に空いているところがあるのに、「なんで!?」と思いつつも
スーツケースもあるし、すぐに動くのも躊躇してしまいそのまま座っていました。
発車ししばらくすると、その二人の男性が何度も話しかけてくる。
英語だったので少しは意味はわかったのですが、返答しているのに
何度も何度も言ってくる。私の事を、どこの国籍か二人であてて言ってくるのです。
「I’m japanese」と何回言ったことか。
もう、さすがに怒り心頭。最終的に日本語で答えてたな、私。
それにビックリしたのか、二人でささっと他の席に移って行きました。
要はからかわれていたのです。
ため息をついて、その怒りが吹き飛んだ途端に停車した駅から怖そうな男性4人組。
見た目だけで判断してはいけないけど、やっぱりちょっと怖い。
カバンをぎゅっと握りしめ、スーツケースも持ち、座席にはお尻半分で座り
何かあったらすぐに動けるようにしていました。
そんな緊張感が続いてやっと目的地の駅へ。
結局、私の心配しすぎでしたが
やっぱり異国になると自衛本能はいつもと違いしっかり働く。
その分どっと疲れる。
空港から出ているRER B線は RERの中でも治安の良くない所を通るとは
知っていたので、覚悟はしていましたが、やっぱりRER(電車)はオススメしません。
空港からパリ市内の移動は是非バスかタクシーで移動を。