凱旋門に登れる事を知らずに、
近くを通っていたことはあったけれど
凱旋門の上から見るパリの風景が見たくて、
そしてミュージアムパスにも入っているなら、行くしかない。
子供もきっと美術館が続くより、たまにこうした場所も入れておかないと。
丸い広場の中にある凱旋門にはどうやって行く?
地図を見ると、この場所はどうやって行くのか分からないと思ってしまう所。
丸い広場、凱旋門を中心に道路が真っ直ぐと伸びている。
イメージ湧かないので、実際に行ってみることに。
地下鉄の最寄駅を降り、地上に出て凱旋門がすぐに見えたので
その方向に向かいます。
そうすると、地下へ行く階段があり降ると地下道。
そこからは案内もあり、思いの外スムーズ。
地下道を歩いていると、人が並んでいるのを発見。
まさしくここがチケット売り場。
パリミュージアムパスを持っているとスムーズに入場
パリミュージアムパスを持っていると、チケット売り場に並ばずにすぐに入口に行ける!売り場の横にある階段を上って入り口へ。
これは本当に時間短縮、後々の疲労度変わり、何より子供の忍耐力も試さなくても良いです(いい意味で)
長い列を横目に進んで行くのは、ちょっと心苦しいけれどお先に失礼します。
まず、入場口を通過したら荷物検査。
その後、上に向かう階段を登っていきます。
実際に中に入ると長〜く続く蛇腹の階段
グルグルグルと幅の狭い階段、はじめの階段は登り専用のだったので1.5人分の幅でも柵につかまりながら登っても大丈夫。
年配の人が先に登っていて、大分上にいるなと思っていると
子供は先へ先へとサクサク進むものです。
階段途中で、休みたい人は端に寄って下から来る人を先に行かせてくれます。
そんなこんなで娘は元気良く登り、「ママ、早くー!」と何度も言われる始末。
屋上テラスまで行くのにトイレや休憩所も
あー、もうそろそろかなと思ったら中二階。
フロアにはトイレやちょっとした休憩所(座るところ)もあり、一旦休憩するには良い場所。奥には凱旋門にまつわるギフトショップも。
吸い込まれるようにギフトショップに入っていく娘を追いかけ、
「帰りね。」と言い聞かせ、最上階を目指します。
中二階からは以外と早く、光が差しやっと屋上テラスへ。
「ハーッ」というやっと着いたという心の声とともに「わあー」と感動の声。
空の綺麗さを見ていたら、娘はすでに柵の方へ向って歩き出していて。
慌てて私も向かうと、その景色は格別!
この凱旋門を中心に放射線状に道路が、
歴史のある建物の間には、真っ直ぐに伸びる道。
柵に沿って歩いても、見渡す限り建物とストレートな道のリズムが気持ちよく。
私も娘も二人して何枚写真を撮ったかな。
遠くには、はっきりとエッフェル塔が見えたりと晴れているこの日に感謝。
まだまだ堪能したい私を早く行こうと急かす娘。
まあ、その理由は下にあるギフトショップにあるのですが。
余韻を残しつつ、階段から下へ向かいます。
ギフトショップに着くと、目をキラキラさせながら私の話も聞かずに気になるものの所へ。
「これ可愛い、これはどう?」と買ってもらおうとアピールタイム。
持ってくるものは、凱旋門の柄やParisと書いた鉛筆や消しゴム等。
そして私も色々見始めると長かった(人のことは言えない)
それぞれ観光場所にあるギフトショップは、そこにしか無いものも多いので
結構時間かけて見てしまいます。
一つだけと約束して、お土産を購入。
さあ、行こうと思っていたら沢山の人が何かを覗いているのを発見。
近くに行くと、凱旋門の下を映し出しているモニターが。
行きは登る事に必死で全く気付かず。
これってリアルタイム?知り合いがいたらなあと思いつつ
しばらく見てから階段で下に降ります。
降りるのはどれぐらいの長さか分かっているのでスムーズ。
さっきモニターで見た場所へ行き、上を向いて手を振ってみました。
楽しんだ後は待ち合わせ場所に。
用事があり2時間ほど別行動をしていた夫に会いに行き、凱旋門に登った話をすると「行きたかった!!」と。
それならミュージアムパス最終日に行ってみようかと、二度目の凱旋門へ。
一度行っていると、スムーズに事は進み階段もどれぐらい登るかわかっているので母と娘はスイスイと。後ろから一人追いかける夫。
一回目に登ったのが午前中、二度目の今回は午後。
日の差し方は少し変わり、街並みを見ると新たな発見も。天気が良かったのもあり、今回も気持ちよくパリの風景を見渡しました。
4月のパリはまだまだ日が落ちるのが遅く、綺麗な夜景を見るには暗くなる20時以降。次は暗い中眺めるのも良いかな。
冬は暗くなるのが早いのですが、春から夏にかけては明るい時間が長く観光にはもってこい。初めて行くにも季節はこの時期が良いですね。
そう、気になっていた中二階にある凱旋門の真下を映し出すモニター。
本当にリアルタイムなのかと、娘と私二人で先に下に行き、
主人に上から見てもらう事に。
実際に私達が歩いて、上を向いている映像が映し出されたようで
やっぱりその時の映像なんだ、と納得した二回目でした。