パリの博物館が面白いと聞いたけれど、どこにある?
観光と買い物で少し違うジャンルのものも見たい!
フランスならではの仕掛けのある博物館の近くには、気持ちの良い公園や動物園も。
知る人ぞ知る博物館のご紹介。
パリ自然史博物館の進化の大ギャラリー
国立の自然史博物館は、いくつかの建物(ギャラリー)が集まっているエリアの1つ。
古生物や解剖学、鉱物や地質学、進化、植物園と丸一日いても楽しめる場所。
そんな中でも大人も子供も一番楽しめるのが進化の大ギャラリー。
駅からは歩ける距離にあり、広い植物園を抜けて向かいます。
ワクワクさせてくれる沢山の動物たち
日曜の午後、スムーズに入れる観光スポットは中々ないと思いながら到着すると前にはチケット売り場に並んでいるのは数人。
待ち時間の少ない所は、子連れには嬉しい場所。
チケットを購入し、早速中に入ると大きな骨格標本。
その大きさに圧倒されながら中へ進みます。
一階(niveau 0)海の中の生き物を見ながら進み、奥まで行くと可愛いペンギンの剥製に会いました。この階は全体的に小さな動物だからか、小学生女子は結構足早に行きました。
未就学児だともう少しゆっくり見れますね。
そして二階(niveau 1)はメーンのこの動物の剥製たち。
並び方が見事、こんな様々な種類の動物たちを一列に並べるなんて考えもつかない。
こうやって魅力を伝えるのが上手な国は、素晴らしいな。
この並んでいる周りを一周するだけで、もうここに来た価値があると思えるほど。
一体ずつ丁寧に近くで見ることができます。
嵐の予感、そのあとは素敵な空のご褒美
そして二階(niveau 3)に上がり見学をしていると、急に館内が暗くなりビックリ。
なんだかゴロゴロいってるし、ピカピカしてる。
まさかの台風演出。
子供によっては、音と暗さにびっくりして泣いてしまうかもしれません。
(特に小さい子は)
ちなみに5年前、三歳の時の娘は泣いていませんでした。
結構この暗さとゴロゴロと音が続くので、少しずつ慣れてきてまた見学を再開します。
そんな中見つけたゲーム、というかクイズ。
これは意外と娘も私もハマってしまい、時間を忘れて遊んでいました。
画面にいる動物がどの場所で過ごすか、というゲームでタッチパネルで動かします。
これが結構難しくて、何度も何度も挑戦する子供たちの姿を見かけました。
そんな中、音が鳴り止み暗さが変わり明るくなってきた気がと思ったら
なんと”虹”レインボーが空に。こんな演出オシャレすぎる。
親子揃って、”すごいねー”と感心しきり。
二階(niveau 1)にあるカフェで、休憩することに。
椅子に座りながらもこの景色を見るのは、なんだか不思議で心地いい。
パリ滞在の最終日に行ったこの場所で、言った娘の言葉。
『ここが一番楽しかった!』
子供は正直です。
明るさや音の演出、そして動物たち。
子供が楽しめる全てを表現してくれている場所って素敵ですね。
やっぱり一緒に来てよかった。
パリミュージアムパスには入っていない場所ですが、ここはオススメです。
外に出ると、眩しいくらい明るく綺麗な花が咲いています。
広い敷地で走り回れるので(ジョギングしている人も沢山います)
旅行中のストレス発散にもなる、子供が思いっきり体の動かせる良い場所です。
パリの自然史博物館、進化の大ギャラリーまとめ
GRANDE GALEROE DE L'EVOLUTION 進化の大ギャラリー ●住所 36 rue Geoffroy Saint-Hilaire Place Valhubert 75005 Paris ●開館時間 10時〜18時 (最終受付は45分前まで) ●休館日 毎週火曜、1月1日、5月1日、12月25日 公式ホームページ https://www.jardindesplantesdeparis.fr/ 最新情報はHPでご確認ください。 アクセス 7番線 Place Monge 駅もしくは Censier-Daubenton ※ちょうど2つの駅の間くらいにあります。モスケ(以前の記事/子供と一緒に行くレストラン)を目指して行くと分かりやすいです。 ※この施設はパリミュージアムパスには含まれていません。 ミュージアムパスの詳しい記事もご紹介しています。