子育て

【書評】最新版 子どもにおこづかいをあげよう!マネー教育と自立の考えに共感

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子どものおこづかいについて調べている人、多いですよね。

おこづかいについて色々な意見がある中、【最新版 子どもにお小遣いをあげよう!】と潔いタイトル。

しかも最新版、と書かれているのが気になって調べると2014年からのロングセラーが最新の情報で出版された本。

長く読み続けられているのは、信頼の証。

著者が実際に本に書いている「おこづかいプログラム」で子育てをしてよかったか否か、も総決算として書かれているところ。

ロングセラーだからこそ、検証できる部分ですね。

おこづかいの対象年齢は5歳くらい〜大学生までと幅広く、具体的で、すぐ実践できる内容です。


本の大部分はおこづかいプログラムについて

この本の中心となっているおこづかいプログラム。

このおこづかいプログラムを使うと、自分にあったお金の上手な付き合い方が身につくというもの。

1.おこづかいプログラムは子ども向けマンガで分かりやすい

このおこづかいプログラムについて、本のはじめに、子ども向けマンガとして分かりやすく書かれています。

ここにボックスタイトルを入力

0.  お金のなる木がほしい
1.  カイギ(おこづかい会議)
2.  コウショウ(親子で交渉しよう)
3.  ヨサン(予算を立てて使う)
4.  シゴト(家の仕事)
5.  責任(家族の一員としての責任)
6.  ボーナス
7.  ケイヤク(約束を紙に書く)
8.  チェック(仕事カレンダー)
9.  サイコウショウ(もう一度会議を開く)
10.  ヤクソク(約束を守る)

子ども向けなので、ひらがなやフリガナはもちろん、少し難しい言葉も分かりやすく説明してくれています。

もちろん、大人も読みやすいですよ。

子ども向けは、マンガの他に

・おこづかいの管理の仕方
・シゴトMENU
・おこづかい予算ワークシート
・おこづかい契約書

があります。

その中でもシゴトNEMUは、子供が引き受ける家の仕事を探すもの。

家での仕事、
キッチン、
お風呂、
食事のしたく、
ペット、
洗濯、
外の仕事 など

場所別で書かれているので、こんな仕事もあったんだ!と気づき、すぐに実行できるものも沢山あります。

いざ手伝いを、と思っても何を任せようか悩んでしまうので見本があると参考にしやすいです。

 

2. マネートラブル、知識がないと気づかぬうちに借金!?

この本を監修している、大学教授の西村先生が「金融リテラシー入門」の授業中に、学生に聞いたこと。

「今、借金はある?」

と聞いたところ、だいたいみんな「ない」と答えたそう。

分割払いもない、と言うけれど、大学生のほとんどがスマホを分割払いで買っている。

料金プランと一緒になってしまうと、簡単に契約してしまうけれど、一括支払いでない限り、何年もかけて支払う立派な借金。

これは、大人でも陥りやすい所ではあるので、改めて子どもにもしっかり伝えたい所。

3. おこづかいプログラムは親も覚悟が必要

実際、親から見たおこづかいプログラムの内容をみると、親がしっかり”おこづかいプログラム”に向き合うことが必須。

  • 家の仕事からおこづかいを渡す
  • おこづかい会議を開く
  • 子どものお小遣いの貯め方使い方を伝える
  • 年齢や状況によって金額を増やす

とざっくりいうと、この4つ。

ただ、項目の中から細かくなっていくので、親も”子どものおこづかいプログラム”に対して時間を取らないといけません。

子どもがお手伝いして、その分おこづかい渡して、とそんな単純なものではないです。

”おこづかいプログラム”時間を親子で共有して、約束事はしっかり守らせること。

ただ、ここまで完璧にはできないのでは、というのが正直な感想。

家庭にあう部分を上手く選択すれば、おこづかいから学ぶマネー教育になります。

4.おこづかいプログラムで子育てして良かったか?

最後におこづかいプログラムで、子育てをしていた著者のお子さんは?

<大学生>一人暮らしで家計簿アプリで毎月の収支管理
<社会人>給与の中から家にお金を入れる、医療保険は自分で払う
<現在まで>金銭トラブルに巻き込まれたことはない

何より、おこづかいプログラムのシゴトMENUでの効果。

家の仕事で家事能力向上

これは、生きていく上で必要になっていく事。

家事が自然に身についていくのはいいね!

おこづかいと一緒に、家事も身につくなら親としても嬉しい限り。

子育てのゴール = 子どもの自立  引用元:子どもにおこづかいをあげよう

著者が考える、子育てのゴール。

親なら誰もが考える子どもの自立。

生きていく上で大事なコト、

  • お金に対する考え方
  • 家事能力

がしっかりと身につくおこづかいプログラムで、自己管理ができることを考えると実践する価値は大ですね。

最新版 子供におこづかいをあげよう!感想

マネー教育について、本を色々読んでいますが、おこづかいについて一冊まるまる書いていること、おこづかいをあげて子育てをした結果が書いてあるのは、知る限りこの本だけです。

この本にある”おこづかいプログラム”はとても合理的。

その内容も分かりやすく、

  • 子どもに分かりやすくマンガで描いている
  • 家の仕事メニュー見本が沢山ある
  • 経済学博士の西村先生によるQ&A

専門の先生が監修することで説得力があり、実際子育てをしている著者が親目線でしっかりと書かれています。

そして何より、子育てのゴールが子どもの自立として考えているのはとても共感できます。

ただ、少し気になるのは”おこづかいプログラム”を完璧に実践するのは大変なところ。

読んでいて、親子でここまでできるかな?というのは感じました。

おこづかいプログラムを参考にしながら、家庭に合わせて実践していくことでメリットは沢山あります。

生きていく上で必要なお金のこと、家事のことが身につく

 


 

ABOUT ME
リエさん
リエさん
8歳の娘を育てている主婦のリエです。 一生に一度【一人旅】をしてみたい、結婚後すぐにParisへ。その後アンティークバイヤーとして何度もフランスへ。出産してから子供と一緒に旅行。外国語のこと、子育てのことと一緒に楽しく発信しています!