パリに行ったら蚤の市に行ってみたい!アンティークの物も沢山見てみたい!
- はじめて行くし、どういった場所がわからず不安。
- 一度行ったけど、どこまでお店があるか分からず迷ってしまった。
- 時間がなくて、行きたい場所に行けなかった。
- 蚤の市は一緒じゃないの?ヴァンヴとクリニャンクールの違いは?
そんな疑問に元アンティーク雑貨バイヤーのリエが解説していきます。
パリで人気のオススメの【ヴァンヴ蚤の市とクリニャンクール蚤の市】この2つの蚤の市を初めての人にも分かりやすく紹介していきます。
パリの蚤の市①【ヴァンブの蚤の市】はどんな所?
駅を降りて数分の所にあるので行きやすく、ジャンクなモノは少なめで、高価なアンティークもありません。
雑貨やインテリア、洋服が好きな人にも人気の場所。
蚤の市の広さもちょうど良い大きさ。
ヴァンヴ蚤の市への行き方(地図)
お店がギュッとしているので、歩きやすく見応えもあり。ちょうど良い広さなので、初めて行く人でも回りやすくオススメ。
全体をまわっても1時間〜1時間半位。ぐるっと回れるので気になるお店があったら戻りやすいです。
トイレは駅のホームにはありません。
駅を出て蚤の市に向かう手前にあるベーカリーやカフェで、コーヒーを一杯“Un cafe,SVP/アンカフェ,シルブプレ”を注文して、トイレを借りるのがスムーズです。
ヴァンヴ蚤の市での値段は?どんなモノが売ってる?
チェアやフレーム、ミラー等インテリアの物がメインのブース
蚤の市には食器やキーホルダー、インテリアモノ、手芸モノ、紙モノ、アクセサリー、家具、洋服、中にはこれは売り物?と思うようなものまでも。
日本人も結構訪れているので、お店の人が日本語で話しかけてくる事も(笑)
入り口付近のお店も比較的お値段高め。ぐるりとまわると同じような感じのモノが、全然違う値段だったりする事も。一度周りお値段を確認して、またお店に戻るのもオススメ。
毎週土日開催でもお店は変わる
土曜に行き迷いに迷って買わなかったモノを、やっぱり欲しいと日曜に行ったら、、、
そんな経験があります。
土日開催だから、同じ店舗なはずという思い込み。もちろん2日間出店しているおみせもありますが、土曜だけ日曜だけのお店もあります。
欲しいモノがあったら、価格交渉したり、簡単なフランス語で挑戦してみるのも良いですよ。
蚤の市でフランス語を使ってみよう!ポイントを分かりやすく解説 に詳しく書いています。
https://tabi.madame-note.com/nominoichi-shopping-point
一期一会の出会い!後悔のないように!
冬の蚤の市に必須、寒さ対策は万全に
ヴァンヴ蚤の市の開催時間は朝早く業者の人は早朝に準備を始め、広げる前からお客さんが商品を狙っている事も。
ただ、一般的に商品が並んでいるのは8時過ぎぐらいです。
夏の朝は早く行っても明るいので、商品を見ながら探せます。
冬の朝は日の出時間が遅く極寒なので、早朝は防寒着とライトを照らし探している人も。
そんな時は、蚤の市を進んでいくとあるカフェスタンドでコーヒーを買って体を温めたり、カフェに入って休憩も。
パリの蚤の市①【ヴァンヴ蚤の市詳細】
<ヴァンヴ蚤の市>
住所 Avenue Sangnier 75014(14区)
開催日 毎週土曜、日曜午前中(お店によっては午後もやっています)
最寄駅(メトロ) 13番線 Porte de Vanves駅 出口 ②bd.Brune 徒歩3分
※蚤の市では、通常の街中同様スリ対策は万全に!
パリの蚤の市②【クリニャンクールの蚤の市】はどんな所?
ここはアンティーク商品も沢山あり、とても規模が広い蚤の市。
全体図(下記参照)を確認してから、行きたい場所(下記に紹介)を選ぶのがポイントです。
露店やアーケード、モールなどがあり、クリニャンクールは2000店以上あります。
(ちなみにヴァンブの蚤の市は出店数350店程)
メトロの駅から蚤の市へ行き方
治安の悪いエリア1の露店周辺は要注意
メトロの駅から歩いているいると、エリア1がまず左手にあります。
ここはバッグや衣類等の露店が並び、雰囲気も悪いのでササっと立ち去ります。両手沢山にお土産品やバッグを持った人達に、声をかけられますので足早に通り過ぎて!
焼き栗カート(栗マーク)は、秋〜冬にかけて売っている焼き栗。
スーパーのカートの中に大きなアルミ缶があり、その上に鉄板を置いて焼いています。
雑貨好きは必須のVernaison (ヴェルネゾン)エリア
ヴァンブの蚤の市のように食器やインテリアのもの、リネンや手芸品等の雑貨を販売しているエリア2は“Vernaison (ヴェルネゾン)エリア“
ここは、店舗も見やすく女性が好きな雑貨類が色々あります。
土日の 10時頃からお昼過ぎまでは混み合うので、スリには気をつけて下さい。
もう一つお勧めのマルシェ ポールベール
地図で左上の方にあるエリア3”Marche Paul Bert(マルシェ ポールベール)”ここもL字になっているエリアで屋外で見やすいです。
道も広く、両側にお店があるのでとても見やすいです。
ウインドーショッピングに楽しいエリア。お値段は少し高めなものがチラホラ。
他のマルシェもご紹介
Marche Dauphine (マルシェ ドフィーヌ)
屋根付きの2階建てモール。
インテイリアのもの(家具等)や現代アートがあり、お値段は高め。
Marche Biron(マルシェ ビロン)
ここは高価なアンティークショップが並んでいます。
Marche Serpentes(マルシェ セルペット)
ここもお値段は高めのアンティーク家具や絵画など美術品の様なものもあり中々お目にかかる事が出来ないものもあるので、美術館のような感じで見学するのも。
Marche Jules Valles(マルシェ ジュールヴァレ)
古着や手芸もの、ポスター、古本など、お店は入りやすい雰囲気です。
歩き回ってお腹空いたら、美味しくがっつりクレープ屋台
店主のムッシューは帽子をかぶりフレンドリーな雰囲気で、生地を焼いているので、注文もしやすい。(写真はちょっと表情が、、、)
地図に美味しいクレープ屋と記載しています。(ここ!と表示したかったのですが、この辺という形になっています。)屋台自体大きく発見しやすいです。
クリニャンクール蚤の市に行ったら、是非食べてみて下さい。旅の思い出にもなりますよ。
パリの蚤の市②【クリニャンクール蚤の市詳細】
<クリニャンクールの蚤の市>
住所 Rue des Rosiers 18区
開催日 土曜、日曜、月曜 9時頃〜 (店舗によりオープン日、時間帯も異なります。)※午前中〜14時ぐらいまでに行くのがオススメ
最寄駅(メトロ)14番線 PORTE DE CLIGNANCOURT
パリの蚤の市で注意する事
人混みの多い所ではスリが多発します。蚤の市は人が多いのと、夢中になって見ているので狙われる可能性があります。
多額の現金は持ち歩かず、バッグは前にお財布は洋服の内ポケット等に入れて。
実際、何度も渡仏している友人でさえ気持ちが緩んでスリにあうことがあります。
フランス/パリを旅行する時の注意点 に詳しく書いています。
パリの蚤の市を効率よく回るスケジュール
<蚤の市を回るスケジュール 例>
土曜の午前中→Vanve/ヴァンヴ蚤の市→午後から観光
日曜の午前中→クリニャンクールの蚤の市をお昼過ぎまでゆっくりと。
必見!パリの蚤の市【ヴァンヴとクリニャンクール】徹底解説まとめ
●初心者でも見やすく、気軽に回れる店舗が沢山の蚤の市“ヴァンヴ”
●ヴィンテージ雑貨から高級で上質なアンティークまで、見る目も鍛えられる大きい蚤の市“クリニャンクール”
●人混みの中買い物するので、スリ対策は万全に!
ヴァンヴとクリニャンクールの蚤の市は週末開催、(クリニャンクールは月曜あり)平日の蚤の市はパリで平日開催は貴重!アリーグルの蚤の市とマルシェ に詳しく書いています。