子どものお小遣いには、どんなルールが必要?やっぱり渡し始める時に、ルールは作っておいたほうがいい気が、、、
子どもがお小遣いをもらい始めると、途中ではなかなか変えれないルール。
そう、始めが肝心。
では、
・どういう方法で渡す?
・貯金はできるかな?
・使い方は決めたほうがいい?
渡し方、貯め方、使い方について、それぞれ分かりやすくまとめました。
そして、3つに共通する一番大切なことは、決めたことを守り続けることです。
実体験とともに、ニューヨークタイムズ紙のベストセラーになった「おカネの天才」の育て方を参考に書いていきます。
子供のお小遣いのルール 1. 渡し方
子どものお小遣いの渡し方は、大きく分けると3つ
・定額制(固定)
・報酬制(お手伝いの時)
・定額×報酬 (混合タイプ)
定額制
・月に決まった金額を渡す。
・小学校高学年以上は、塾などで忙しいので定額制が多い。
・メリットは毎月の金額に合わせて管理する力がつく。
報酬制
・お手伝いをしたら報酬としてお小遣いを渡す。
・はじめてのもらうお小遣いは、お手伝い代金が多い。
・メリットは働いてお金をもうらうことに気づく。
定額×報酬制
・月に決まった金額(少なめに設定する場合が多い)とお手伝い代金。
はじめにどのタイプにするか、月額の金額、お手伝いの金額などを全て決めておくことが大事です。
子供のお小遣いのルール 2. 貯め方
お小遣いを渡すことが決まったら、貯金をすることも伝えておきたい1つ。
毎月のお小遣いから貯めるお金だけは、金額を決める。
お金の天才の育て方にも記載がされていました。
大まかなルールを決めて、それを守り抜く。私のお気に入りは、「手に入れたおカネの4分の1を貯める」というルールだ。理由は簡単だから。
出典元:「おカネの天才」の育て方 ベス・コブリナー著
例えば、上記のように「毎月のお小遣いの4分の1は貯めるお金」とはじめにルールを作るともらった時にすぐに分けれるので、続けやすくもなります。
そして、お小遣いを計画的に使う方法。
- 貯めるお金
- 使うお金
- 人のために使うお金
と3つのお財布を作っておくこと。もちろん、箱で区切るのもOK。
お小遣い=お金、 お金の管理の仕方はとても大事なこと。
お小遣いをもらう → 自分で使うだけでなく、中身をしっかり考えておくだけでお金に対する価値観も変わってきます。
毎月の貯めるお金を決めている
習慣になる
貯金額が増える
貯めたお金をどうするか?なども考え始めるので、子どもがお金に対して考えるキッカケになります。
子供のお小遣いのルール 3. 使い方
子供のおこづかいの使い方については、基本的に子どもに任せるという家庭が多く、理由に関しては、
など、お小遣いの渡し方や貯め方のルールは決めたとしても使い方は、「子ども自身で考えて使ってほしい」と言う親の願いがありました。
実際に、私の娘がお小遣いを使ってお菓子をよく買っていた時のこと。
など、お小遣いを数えながらつぶやいていました。
本当は本が買いたいのに、お菓子でお金を使って買えなくなてしまった。よくあることなのですが、気づくキッカケになるもの。
「おカネの天才」の育て方に「機会損失」について考えるというのがあるのですが、
機会損失とは、何かを得るために何かを諦めると言うことだ。
出典元:「おカネの天才」の育て方 ベス・コブリナー著
言葉自体はむずかしくても、行動とともに教えてあげることができます。
子どもがお小遣いをもらい始めると、嬉しくてつい使ってしまうもの。無駄遣いも経験してみないと分からない、実際に子どもが経験、体験して学んで行きます。
【子どものお小遣い】ルールを決める!まとめ
ルール1、渡し方
①定額制、報酬制、定額×報酬制の3つのうちから選ぶ
②毎月の金額、お手伝いの金額などすべて決めておく
ルール2、貯め方
①毎月のおこづかいの中から、貯める金額を設定
例えば、”お小遣いの4分の1は貯めるお金”など具体的に決めておくと続けやすいです。
ルール3、使い方
①基本は子どもの使い方に口出ししない
②無駄遣いをした時には、その体験から学びを得る
おこづかいは持っていれば、つい使いたくなるもの。
そんな中でも、貯めるお金を決めておけば、使うお金は自分でしっかり考えて使い、後悔してもその体験から次に繋がって生きます。
子どもも自然とお金について学んで行きますね。
おこづかいをもらう時に、一緒に使うお小遣い帳。
通帳型を使い始めた理由などこちらに詳しく書いています。